天久 貝さん ルーブルこども園・保育教諭

補助員として働きながら、保育教諭の資格を取得しました

生まれも育ちも沖縄で、高校卒業後、「ルーブルこども園」(のびしろこども園の姉妹園)に保育補助員として就職しました。

それから、ルーブルで働きながら夜間の専門学校に3年間通って、今年(2020年)3月に保育教諭の資格をとったばかりです。もともと子ども好きだったし、自分の母親が保育士をやっていることもあって、この道を選びました。

補助員って、子どもと関われないって聞いてたんですが、当初から保育教諭と一緒におむつの取り替えをしたり、お風呂に入れたりしてました。子どもたちと関わるしごとを最初からやらせてもらってましたね。学校での勉強はたしかに大変だったけど、学んだことをリアルな現場で活かせたのはよかったです。

ただ、保育教諭になって、2歳児を担当してるんですけど、カリキュラムづくりが……。子どもたちの成長目標を考えながら週案、日案っていうのを任されてるんですが、いまの自分にはまだまだだなと感じます。5歳児を見ている先生たちにはかないません。

やっぱり子どもたちと一緒に遊ぶこと自体が好きなので、子どもと一日中関われるしごとは楽しいです。

保育教諭って、子どもたちの未来を考え、この子たちがどう育っていくのか、その土台となる仕事なんだと思います。

保育の専門学校に通っていたとき、「叱らない、怒らない、子どもたちの話をちゃんと聞く」ということを学びました。補助員のしごとをしながら、喧嘩した子どもたちの間に入って、「それは君が悪いよ」とちょっと怒ってしまうこともありました。

でも、保育士になって「怒る」ってダメだなと思うようになりました。実際に怒らないようにすると、これまで言うことを聞かなかった子がすんなりと言うことを聞いてくれるようになる、なんてことがあって。勉強したことは正しかったんだなと実感しましたね。

子どもたちには、あいさつや「ありがとう」「ごめんなさい」を、当たり前にすることの大切さを教えていきたいな、と思っています。

おじいやおばあと交流して、子どもたちは育つ

今はコロナ禍でできていないのですが、ルーブルの子どもたちを連れて、「いとまんシャトー」(愛の園福祉会が経営する高齢者向け介護福祉施設)へ交流に行くこともありますよ。

5歳児さんは、園で習っている太鼓を披露したりしています。

施設のおじいやおばあに会ったとき、子どもたちは最初ちょっとこわがったりするのですが、すぐに好きになりますね。おじいやおばあは、「よく来たね」と歓迎してくれますから。

子どもたちも安心して、おじいやおばあはやさしいんだとわかって、肩もみをしてあげたり、ゲームをしたり、握手をしたりして楽しそうに交流してますよ。

太鼓の話が出ましたが、音体指導の先生を招いて、太鼓や器楽(三線や大正琴)、マリンバやドラムなどを使った合奏の方法を保育士が学ぶこともあります。私たちは、子どもたちに楽器を教える立場なので、どんな楽器でもできるようにしておくんです。ピアノも、そんなに苦じゃないですよ。

男性で「のびしろこども園」への就職を考えている方もいると思います。こども園は女性が多い職場ですが、私が日常でそれを意識することはあまりないですね。しごとも同じです。

ただ、重たい太鼓を運ぶとか、園庭の草刈りとか、バナナの木やガジュマルの木の剪定などは力がある男性として、率先してやっていますね。

休みの日は、家でYoutubeを観てゆっくりしたり、友だちと運動公園でバスケをしたりしています。

教えて、あなたの必需品!

なぞなぞの本

1歳や2歳の子にも問題出すことありますよ。「あたまに“パイ”の字がつくくだもの、なーんだ?」と2歳の子になぞなぞを出すと、ちょっと考えて「わたしね、きのうカレー食べた」なんて返してくれるんです。問題の内容はわからなくても、「なーんだ?」と聞かれたから、答えてくれるんでしょうね。そこからまた会話が広がったりして楽しいですよ。5歳くらいの子どもに出すときは、答えを見ずに一緒に考えるようにしています。